唾液の働きとは?
更新日時:2023/12/13
カテゴリ:ブログ
こんにちは!神戸市灘区六甲道にあります、 その歯科クリニック です
今回は 唾液の役割 について説明いたします
唾液は私たちのお口の中で不可欠な役割を果たしていますこの記事では唾液の重要性とその機能に焦点を当て、健康なお口を維持するために唾液が果たす役割について探ります!
目次
①唾液の主な機能
②正常な唾液の分泌量
③唾液の殺菌作用と口臭予防
④唾液と歯の健康
⑤唾液の不足と対策
⑥唾液はどこでできているのか
①唾液の主な機能
唾液の99.5%は水分です水として細菌や食べ物を洗い流す作用、食べやすくする作用、粘膜を濡らして傷をつけにくくする作用などがあります。また、消化を助けるだけでなく、口腔内のバクテリアの制御、歯の再石灰化促進、食物の摂取時における口の潤滑作用など、様々な重要な機能が備わっています
②正常な唾液の分泌量
正常な唾液の分泌は日中におおよそ1日に1リットルから1.5リットルです。(小児は500mlです。)1.5Lと聞くと、『ずいぶん多いな』と思われるかもしれませんが、一般的に唾液は多い方がよく、ありすぎということはありません十分な分泌が口腔内の健康を維持し、食事の際に食物を効果的に咀嚼しやすくします。
③唾液の殺菌作用と口臭予防
唾液には抗菌作用があり、口腔内のバクテリアを抑制しますこの殺菌作用は口臭の予防にもつながります。十分な唾液の分泌は口臭の原因となる細菌の繁殖を防ぎます。
④唾液と歯の健康
歯の再石灰化を促進する唾液は、歯垢や酸による歯の溶解を抑制します。正常な唾液の働きによって歯のエナメル質が強化され、虫歯の予防に効果的です
⑤唾液の不足と対策
唾液の不足は口腔内の問題を引き起こす可能性があります唾液の不足は口が渇く状態や口臭、嚥下困難などを引き起こすことがあります。水分補給や適切な口腔ケアが唾液不足の対策として有効です
また、比較的容易に唾液を増やすことができるのはガムです。ガムを噛むと咀嚼回数が増えるので、唾液の分泌量も増加します。
⑥そもそも唾液はどこでできているのか?
唾液は唾液腺というところで作られます。約9割の唾液を出す大唾液腺は、耳下腺、顎下腺、舌下腺の3つです。耳下腺がもっとも大きいですが、唾液がもっとも多く分泌されるのは顎下腺になります。
3つの唾液腺はそれぞれ役割が違います耳下腺はサラサラ唾液(漿液性唾液)、舌下腺はネバネバ唾液(粘液性唾液)、顎下腺は両方を分泌します。サラサラ唾液は水分が多いので消化の促進を促したり、細菌や食べ物を洗い流したり、食べ物を胃腸に運んだりします。ネバネバ唾液はタンパク成分が多い唾液であるため、私たちの身体を守るためにさまざまなはたらきをします
まとめ
唾液は口腔内で欠かせない重要な役割を果たしており、健康な口腔環境を維持するために不可欠です唾液には歯の再石灰化促進や口臭予防、バクテリアの制御などさまざまな機能があります。正常な唾液の分泌を保ち、唾液の不足に対する適切な対策を行うことで、長期的な口腔の健康をサポートしますまた、唾液腺マッサージといって、唾液腺を刺激することで唾液の分泌量を増やすこともできるのでやり方はその歯科のスタッフに気軽にお聞きくださいね
今回は 唾液の役割 について説明いたします
唾液は私たちのお口の中で不可欠な役割を果たしていますこの記事では唾液の重要性とその機能に焦点を当て、健康なお口を維持するために唾液が果たす役割について探ります!
目次
①唾液の主な機能
②正常な唾液の分泌量
③唾液の殺菌作用と口臭予防
④唾液と歯の健康
⑤唾液の不足と対策
⑥唾液はどこでできているのか
①唾液の主な機能
唾液の99.5%は水分です水として細菌や食べ物を洗い流す作用、食べやすくする作用、粘膜を濡らして傷をつけにくくする作用などがあります。また、消化を助けるだけでなく、口腔内のバクテリアの制御、歯の再石灰化促進、食物の摂取時における口の潤滑作用など、様々な重要な機能が備わっています
②正常な唾液の分泌量
正常な唾液の分泌は日中におおよそ1日に1リットルから1.5リットルです。(小児は500mlです。)1.5Lと聞くと、『ずいぶん多いな』と思われるかもしれませんが、一般的に唾液は多い方がよく、ありすぎということはありません十分な分泌が口腔内の健康を維持し、食事の際に食物を効果的に咀嚼しやすくします。
③唾液の殺菌作用と口臭予防
唾液には抗菌作用があり、口腔内のバクテリアを抑制しますこの殺菌作用は口臭の予防にもつながります。十分な唾液の分泌は口臭の原因となる細菌の繁殖を防ぎます。
④唾液と歯の健康
歯の再石灰化を促進する唾液は、歯垢や酸による歯の溶解を抑制します。正常な唾液の働きによって歯のエナメル質が強化され、虫歯の予防に効果的です
⑤唾液の不足と対策
唾液の不足は口腔内の問題を引き起こす可能性があります唾液の不足は口が渇く状態や口臭、嚥下困難などを引き起こすことがあります。水分補給や適切な口腔ケアが唾液不足の対策として有効です
また、比較的容易に唾液を増やすことができるのはガムです。ガムを噛むと咀嚼回数が増えるので、唾液の分泌量も増加します。
⑥そもそも唾液はどこでできているのか?
唾液は唾液腺というところで作られます。約9割の唾液を出す大唾液腺は、耳下腺、顎下腺、舌下腺の3つです。耳下腺がもっとも大きいですが、唾液がもっとも多く分泌されるのは顎下腺になります。
3つの唾液腺はそれぞれ役割が違います耳下腺はサラサラ唾液(漿液性唾液)、舌下腺はネバネバ唾液(粘液性唾液)、顎下腺は両方を分泌します。サラサラ唾液は水分が多いので消化の促進を促したり、細菌や食べ物を洗い流したり、食べ物を胃腸に運んだりします。ネバネバ唾液はタンパク成分が多い唾液であるため、私たちの身体を守るためにさまざまなはたらきをします
まとめ
唾液は口腔内で欠かせない重要な役割を果たしており、健康な口腔環境を維持するために不可欠です唾液には歯の再石灰化促進や口臭予防、バクテリアの制御などさまざまな機能があります。正常な唾液の分泌を保ち、唾液の不足に対する適切な対策を行うことで、長期的な口腔の健康をサポートしますまた、唾液腺マッサージといって、唾液腺を刺激することで唾液の分泌量を増やすこともできるのでやり方はその歯科のスタッフに気軽にお聞きくださいね