エアフローについて
更新日時:2024/03/21
カテゴリ:ブログ
こんにちは!神戸市灘区六甲道にあります
その歯科クリニック です
今回は エアフロー について説明いたします。
エアフローは、歯科医療の分野で注目されている歯のクリーニング方法です。エアフローの効果、手順、利点、注意点について解説します
目次
①エアフローとは何か
②エアフローの手順
③エアフローの利点
④エアフローの注意点
⑤エアフローの適応と応用
①エアフローとは何か
エアフローは、非常に細かなパウダー粒子をジェット噴射で歯に吹き付け、歯の表面からプラークや着色を効果的に除去します
むし歯や歯周病の原因となるバイオフィルムや茶しぶやタバコのヤニによる着色を効果的に除去することができます
この方法は、伝統的な歯のクリーニング方法よりも効果的で、短時間でより確実にすることができます。
②エアフローの手順
エアフローの手順は比較的簡単です。まず、歯科医師や歯科衛生士が歯の表面にエアフロー装置を使用し、高圧の空気と水とパウダーを歯に噴射します。その後、歯の表面からプラークや着色を除去します。
③エアフローの利点
エアフローには多くの利点があります。まず、効果的なプラークや着色の除去ができるため、歯の表面がきれいになります。また、歯の研磨効果が高いため、歯の表面が滑らかになり、細菌の付着を防ぎます。
当院ではEMS社の「エアフロー プロフィラキシス マスター」というものを使用しています
「エアフロー プロフィラキシス マスター」で使うパウダーは2種類あり、14μm(0.014mm)と非常に細かい粒子のパウダープラスと頑固な着色や汚れを落とすパウダーレモンを使い分けて使用します。
水温も調整できるので、知覚過敏の方でもなるべくしみないように調整することが可能です。
EMSエアフローは、従来のスケーラーやブラシよりも優しく効果的にクリーニングができます。歯や歯茎にダメージを最小限に抑えながら、歯磨きでは落とせない汚れも落とせます。また、矯正装置の隙間やインプラント周囲などのスケーラーでは届かない場所もクリーニングをすることができます。
④エアフローの注意点
エアフローを行う際には、いくつかの注意点があります。まず、体の状態によってはできない場合があります。パウダーを使用するので、重度の呼吸器疾患(気管支炎喘息)、アレルギー体質の方はエアフローは適用できかねます
また、エアフローは外来性の着色は落とせますが元々の歯の色自体は白くすることはできません。歯自体を白くしたい場合はホワイトニングが必要になります。
⑤エアフローの適応と応用
エアフローは、一般的に歯のクリーニングや歯の表面の着色の除去に使用されますが、それだけでなく、歯周病治療や歯科インプラントのメンテナンスなど、さまざまな歯科治療にも応用されています。
まとめ
エアフローは、効果的な歯のクリーニング方法として注目されていますセルフケアで取り残したバイオフィルムや着色汚れを徹底的に除去し、お口の環境を良くすることができます。1番大切なのは定期的なクリーニング・検診になるので一度に多くの汚れを取りきるより、定期的に汚れを取ることをオススメします
歯科衛生士 森本
その歯科クリニック です
今回は エアフロー について説明いたします。
エアフローは、歯科医療の分野で注目されている歯のクリーニング方法です。エアフローの効果、手順、利点、注意点について解説します
目次
①エアフローとは何か
②エアフローの手順
③エアフローの利点
④エアフローの注意点
⑤エアフローの適応と応用
①エアフローとは何か
エアフローは、非常に細かなパウダー粒子をジェット噴射で歯に吹き付け、歯の表面からプラークや着色を効果的に除去します
むし歯や歯周病の原因となるバイオフィルムや茶しぶやタバコのヤニによる着色を効果的に除去することができます
この方法は、伝統的な歯のクリーニング方法よりも効果的で、短時間でより確実にすることができます。
②エアフローの手順
エアフローの手順は比較的簡単です。まず、歯科医師や歯科衛生士が歯の表面にエアフロー装置を使用し、高圧の空気と水とパウダーを歯に噴射します。その後、歯の表面からプラークや着色を除去します。
③エアフローの利点
エアフローには多くの利点があります。まず、効果的なプラークや着色の除去ができるため、歯の表面がきれいになります。また、歯の研磨効果が高いため、歯の表面が滑らかになり、細菌の付着を防ぎます。
当院ではEMS社の「エアフロー プロフィラキシス マスター」というものを使用しています
「エアフロー プロフィラキシス マスター」で使うパウダーは2種類あり、14μm(0.014mm)と非常に細かい粒子のパウダープラスと頑固な着色や汚れを落とすパウダーレモンを使い分けて使用します。
水温も調整できるので、知覚過敏の方でもなるべくしみないように調整することが可能です。
EMSエアフローは、従来のスケーラーやブラシよりも優しく効果的にクリーニングができます。歯や歯茎にダメージを最小限に抑えながら、歯磨きでは落とせない汚れも落とせます。また、矯正装置の隙間やインプラント周囲などのスケーラーでは届かない場所もクリーニングをすることができます。
④エアフローの注意点
エアフローを行う際には、いくつかの注意点があります。まず、体の状態によってはできない場合があります。パウダーを使用するので、重度の呼吸器疾患(気管支炎喘息)、アレルギー体質の方はエアフローは適用できかねます
また、エアフローは外来性の着色は落とせますが元々の歯の色自体は白くすることはできません。歯自体を白くしたい場合はホワイトニングが必要になります。
⑤エアフローの適応と応用
エアフローは、一般的に歯のクリーニングや歯の表面の着色の除去に使用されますが、それだけでなく、歯周病治療や歯科インプラントのメンテナンスなど、さまざまな歯科治療にも応用されています。
まとめ
エアフローは、効果的な歯のクリーニング方法として注目されていますセルフケアで取り残したバイオフィルムや着色汚れを徹底的に除去し、お口の環境を良くすることができます。1番大切なのは定期的なクリーニング・検診になるので一度に多くの汚れを取りきるより、定期的に汚れを取ることをオススメします
歯科衛生士 森本